2015年7月31日金曜日

扁平5角 フェルール

フェルール前後は正5角に変化していますので、通常のメタルフェルールを使います。

2015年7月30日木曜日

784/5 3pc グリップ リールシート

フルウエルにバックボーン入りアップロックコルクリールシートです。
あまり小さくないフルウエルにしています。

79-80 塗装1回目

2015年7月29日水曜日

79-80 リングフックキーパー

グリップを手前に、左上にフックキーパーです。

79-80 トリミング

赤のトリミングです。フェルールの上糸は焦げ茶が合っているような感じがします。

コルクリールシート②

エンドキャップのサイズを少し大きめにしました。

エンドキャップを作る材料(黒檀とコルク)が19ミリなので、通常はフィラーを細めに作りますが、今回はグラスロッド用にセンター穴を大きくしていますのでフィラーを細くしなかったのでバランスが悪かったですね。

79-80 ガイド取り付け

透明のラッピングです。フェルール部分はPEで下巻きをしています。この上に色糸で補強巻きしますが、色はどうしましょう?

2015年7月28日火曜日

コルクリールシート

リング&リングタイプのバックボーン入りコルクリールシートです。
アルミリングは柔らかいので厚みのある、全面ナーリングか両面ナーリング、が良いと思います。黒染めと塗装で出来上がりです。

2015年7月27日月曜日

メノウストリッピング 厚リング

クラシックタイプの分厚いメノウリングを入手しましたので、ストリッピングガイドを作ってみました(右2個)。左のスネークブランド#9#10よりだいぶ大きく、#12ぐらいの大きさですので中、高番手向きです。

2015年7月25日土曜日

703 テスト

師匠にテストをお願いしていたロッドが帰ってきました。

ミドルが弱いとのことで、テーパーを同じにしても何故アクション(強さ)が違ってしまうのか。それは、オービスのインプリとそうでない竹の違いと考えて良いだろう、師匠の言葉に納得しました。

これまで私は、インプリはメンテナンスフリー(防水)のためと思っていましたがそれはあくまでも副産物で、本当の目的は、密度の高い竹を安く安定して得られる方法ではないかということです。

そういえば数年前、カンナの刃がすぐにダメになる竹がありました。実はそんな硬い竹を使って大きなニジマス用の柔らかいロッドを作ると、腰があって魚が楽に早く寄ってくるロッドになるそうです。しかし、そのような硬い竹は数が非常に少ないし、手に入れたとしても完成したロッドが非常に高価になってしまいます。そこで、竹の繊維に樹脂を含浸させ焼き入れることで、普通クラスの竹を特上竹に変身させ安くて良いロッドを作る、ジョーダンはそう考えたに違いありません。

ところで、今回のテーパーはストレートより中央の凹んだ逆への字型。振ると柔らかく感じるけれど、魚を掛けると腰があって強い、とここまで書いて皆さん、何か思い当たりませんか。

そう、ストレートテーパーの4角ロッドと性質が似ている、と思ったのです。
初めて4角を何時ものセミパラで作った時、強いなと感じて、エドワーズのテーパーがなぜ凹んでいるのかだいたい想像がつきました。パラボリックテーパーで4角は強すぎるんです。しかし、今回は4角ではなくインプリの話題です。ところが、この二つ、共通点があるんです。

どういうことかというと、4角の1片は90度側が内側を向いた二等辺三角形ですね。これ削ってみると分かりますが、60度なんかに比べてペラペラ、薄いんです。表皮に違い部分を多く使っている、つまり4角は竹繊維の密度が高い、これはインプリの目的と同じですね。
4角が強いのは形状だけでなく、密度にもあるかもしれないということです。

さて、そう考えてくると、竹繊維の密度を高める工夫として、インプリだけでなく、ダブルあるいはトリプルビルド、スチールセンター、また、例えばホローの空間部分にガラスやグラファイト繊維を挿入して樹脂で固める、スチールセンターをカーボンで、等色々考え付きます。

とりあえず設備のいらないダブルビルドあたりからやってみたら少しは分かるかもしれません。

来春、箒川にテストロッドを持参して、大物とやり取りできるよう頑張ります。

扁平5角 接着

次はフェルールです。

2015年7月24日金曜日

5角と扁平5角②

私の計算に従って作ると、同じ断面積でも見た目にはこれだけ差があります。しかしどう見たって扁平の方が強そうですね。

898 接着

接着が終わりました。

次はフェルールです。

2015年7月23日木曜日

5角898 ホロー

ホローを削りましたので接着です。

2015年7月22日水曜日

5角と扁平5角

今回は扁平5角とそれより5インチ長い通常5角で、同じ#8で同じアクションを目指して作っています。長い方は太くなるのでそれなりに重さも増しますが、そこはホローを駆使してなんとかやってみています。画像は両バットの同じ位置になります。

79-80 アップロック、リング&リング兼用リールシート

スネークウッドの塗装も終わりリングを作りました。アップロック使用時は下のリングが遊んでしまいますので、コルクをシートエンドのフィラー側へ取り付けて、はめ込むようにしています。これでよろしければ接着します。

2015年7月21日火曜日

竹フェルール修理④

色糸を重ねて塗装しました。表面をペーパー掛けしてウレタン塗装すれば出来上がりです。
週末には発送できると思います。

扁平5角 ホロー

ガイド側下の3片をセミホローにして、薄い上2片はホローにせず被せる構造です。

竹フェルール修理③

オスをコーティングして、メスの巻き糸を巻き直しました。ティップにも口金を入れてから、さらに一重糸を巻きます。

2015年7月20日月曜日

79-80 グリップ、リールシート

先の尖ったウジニッキタイプとスネークウッドフィラーのアップロック、リング&リング兼用リールシート、仮合わせです。フィラーはまだ切っていませんが、10ミリ程度短くしようと思います。フィラーのフィンガーネイル加工は終わって、塗装がまだです。


先端を修正しました。

79-80 塗装終わり

次はグリップ、ガイド取り付けです。

2015年7月19日日曜日

竹フェルール修理②

オスをサンディング、エポキシを薄く塗って完全硬化後、スレッドを解いたメスに差し込み再度スレッドを巻いてコーティングします。口割れ防止にニッケルのチェックを入れようかと思います。

2015年7月18日土曜日

扁平5角 ー 5角

バットを削っていて思ったのですが、前作と同じアクションにするには扁平5角から正5角へ変化することが大切のような気がしてきて、今回も同様にしました。フェルール付近は正5角でメタルフェルールの取り付けは容易です。

このロッドは#8ですが、年末ぐらいには#4でプロト扁平5角を作ってみたいと思っています。←早速予約をいただきました。ありがとうございます。

79-80 塗装

段巻き、飾り巻き、メジャーラップが入ります。文字の位置が難しいので、塗装や段巻き、飾り巻きまで終わった後に文字を入れます。1回目の塗装が終わりました。

2015年7月17日金曜日

784/5 塗装終わり

次はグリップ、ガイド取り付けです。

2015年7月16日木曜日

良型2匹

今シーズンは初めての4角真竹(竹虎)5pcにて、良型の2匹をご報告です。
たいへん柔らかいロッドで、よく曲がって面白いと添えていただきました。
美しいパーフェクトなスタイルの魚ですね。

いつもありがとうございます。

竹フェルール修理

スリーピースのトップ側が抜けなくなって、いろんなことをしてみていただいても、全然ぬけないということで、修理のご依頼です。ロッドをお送りいただくのに長いままではケースに収まらないので、竹フェルールの角の巻き糸を削り切って抜く方法をお願いしました。
この方法は糸を巻き直すだけで済みますので、非常時には使えます。

今回はオスをエポキシでコーティングして、吸水による膨張を防ぎます。メスは摺り合わせの都合と滑りによる抜けを防ぐため、これまで通り亜麻仁油の含浸のみにします。

メノウストリッピング

メノウのストリッピングガイド、なんとも魅力的です。
この2つはスネークブランドですが、優雅なルックスが最高です。
最近は国内で在庫が少ないようで、メノウ独特の縞模様のはほとんどないようです。
そこでアメリカから直接取り寄せることにしました。スネークブランドではありませんが、たいへん美しいハンドメイドストリッピングガイドですので、うまく届きましたらご紹介いたします。

2015年7月15日水曜日

5角真竹 733 2pc 2tipスウエル竹フェルール

ほとんど出来上がりました。
スレッド部分をもう一塗りしたら完成です。
ケースを作って来週には発送いたします。

2015年7月14日火曜日

733 真竹 ガイド取り付け

ガイドの取り付けが終わりました。塗装です。

2015年7月13日月曜日

岩手のイワナ

美しいイワナの画像を送っていただきました。

大きさというのもあるかもしれませんが、こういう美しい魚いいものですね。

いつもありがとうございます。

#8 2竿 表面削り

所々焦がしてから仕上げ削りに入ります。

標高2150メートルのパラダイス

2000メートル、いつも引き返すポイントを更に登ったらパラダイスが待っていたそうです。

蒸し暑い毎日、こんな画像はたいへんありがたいです。
いつもありがとうございます。

2015年7月12日日曜日

#8 2竿 火入れ

最近ではオーブンで弱めに火入れをしています。今回はモワーっと煙が出る程度に少し強めにしました。

2015年7月11日土曜日

追加ティップ、バット

ストア掲載の追加ティップ、バットはどういうものかお問い合わせをいただいておりますのでご説明を。

追加ティップ
①同じテーパー 長さで通常のミラー2tip
②テーパーを変えて、ディファレント2tip ウエット&ドライ等
③長さ、テーパーを変えて、例えば 長い#3  短い#4

追加バット
④テーパーを変えて、アクションを変化
⑤長さ、テーパーを変えて。

③ー⑤の組み合わせをすると、例えば73 70 69 で70は2タイプ、合計4タイプのロッドが可能です。全ての組み合わせで気に入ったアクションということはないかもしれませんが、長い#3  短い#4  等、異なる2竿+αとしてお使いになれると思います。ティップ、バット、それぞれ3インチ程度の差ぐらいまでがちょうど良いでしょう。5pcよりは4pc、3pcと繋ぎ数が少ないほど無理なく変化できます。

2015年7月10日金曜日

5角733真竹 グリップ

仮合わせです。ウジニッキタイプの小さめフルウエル、リールシートフィラーはカリンバールです。

5角#8 2竿 荒削り

荒削りが終わりました。
強めに火入れしてから表面削りです。

2015年7月9日木曜日

5角8 1/2 in お箸 完成

焼き色を1面だけ付けてシンプルなデザインです。
アルミのティップは耐食、強度のある5052を使っています。
チーク材の交換用に竹のティップも用意しました。フェルールのオスを少し加熱すると抜けますので、熱いうちに竹ティップに差し込んで接着します。
もう少し乾燥させてから発送いたします。

2015年7月8日水曜日

扁平5角 荒削り

扁平5角ロッド、前作は竹フェルールでしたのでフェルールの前後を正5角に変化させるという複雑なことをやりました。今回はメタルフェルール仕様なので扁平のままでフェルールの裾を変形させる手法(4角ロッドのように)を取りたいと思います。荒削り途中です。

プロト703 テスト

703 セブンスリーモディファイテーパー、昨日、とあるところへ向けて旅立ちました。

「デカいの掛けちゃっていいの?」「折れても大丈夫ですから」
果たしてどんな判定になるでしょうか。

ロッドの評価は自分で判断するのは難しく、過大過小どちらもロッドにとってプラスにはなりません。信頼できる方にお任せする、これがいちばんだと思います。

2015年7月7日火曜日

764/5 改め 784/5 フェルール

メタルフェルールが出来上がりました。取り付けです。
仮組で調子を見ておりましたが、軽さと強さを意識して少し硬めになっていましたので、少しだけ長くしてねばりをだしました。

2015年7月6日月曜日

Pentagon 8 1/2in 2pc 2tip 2butt

先までスプリットで長時間水に浸けておくと接着が剥がれてきます。そこで先は堅木、握りはスプリットケーンでツーピースにすれば良いと考えました。先が傷んでくれば取り替えることもできます。これなら商品になりそうです。焼き肉用アルミティップ追加しました。


2015年7月5日日曜日

764/5 ブランク

接着が終わりました。次はフェルールです。

2015年7月4日土曜日

764/5 ホロー

機械でのホロー削りが終わりました。
ニジマス用でなるべく軽く、というオーダーでしたのでもう少しティップを小刀で削ります。

5角733 真竹 竹フェルール 塗装終わり

塗装が出来上がりました。続いてグリップ、ガイド取り付けに入ります。

2015年7月3日金曜日

764/5 バット、ミドル

バットとミドルの仕上げ削りが終わりました。