2014年8月31日日曜日

フィラー完成

塗装終わりました。メタルパーツを作ります。

2014年8月30日土曜日

610 #4 4pc 2tip フェルール

残るはティップのフェルールのみになりました。

フェルールが抜けない

雨降りでの使用で抜けなくなったと、数件お問い合わせをいただきました。

トラウトマンロッドの竹フェルールはテーパー構造であるため、深く差し込むほどキツくなります。また、水分が染み込み膨らんでも同様です。メタルフェルールでは内部の錆やホコリで噛み込んでしまうことがあります。

抜けない時は以下をお試しください。

ガイドに干渉しない部分を後ろ手に持ち、画像のようにしゃがみながら手を膝の裏に挟みます。そして膝を開く力で抜きます。



ロッドを握り締め過ぎるとブランクを折ってしまう(特にティップ)ことがあります。強く握らなくても滑らないように、下のような滑り止めの使用は必須です。


竹フェルールで水分が原因の場合は、抜けない状態のまま持って帰れるのであれば、1日乾燥させてから抜いてみるのも有効です。

普段のお手入れとして、竹フェルールは亜麻仁油をフェルール内外部に極少量塗ります。メタルフェルールは無水アルコールできれいに掃除します。

2014年8月29日金曜日

826 スクリューシート

バーズアイメープルのスクリューシートを合わせてみました。もっと濃い色の方が良いかもしれませんね。

2014年8月28日木曜日

826 ハーフウエルズ

ハーフウエルズを太めにシェイプしました。
アメリカ西部のスチールヘッド用として作っていますので、すべてが太めになっています。

それにしても、今年はヘンリーズフォーク周辺はすこぶる好調ということを聞いております。スチールヘッドも状態が良ければいいですね。

5角826 3pc 2tip 塗装終わり

次はグリップ、ガイド取り付けです。

2014年8月27日水曜日

フィラー2

カーリーメープル、花梨バール、一回目の塗装です。後は研磨、塗装の繰り返しになります。

フィラー

花梨バールです。案の定やってしまいました。ビットが一瞬で弾き飛ばします。フィンガーネイルは諦めてラウンドタイプにします。

2014年8月26日火曜日

ウッドフィラー加工2

中心穴が通常より大きいのでフィンガーネイルは無理かと思いましたが、フィラー外径を0.5ミリ、リング内径を0.7ミリ大きくすることで可能のようです。バール材の場合はフィンガーネイル加工で割れるかもしれません。

左は標準サイズの16.8ミリ 穴8ミリ ステインで染めています。



ウッドフィラー加工

木口に中心を出し
 治具が8ミリなので一旦8ミリを両端に深さ5ミリ程度開け、カンナの目安、欠け防止に18ミリで少しだけ削ります。
 万力で挟みカンナで角を落とします。旋盤作業の騒音防止、スピードアップのためです。
 旋盤で17.5ミリに削ってから、
 指定の9.5ミリに開け、サンディングしてパイプができました。

2014年8月25日月曜日

フェルールピン

最近はピンを入れることが多くなりました。フェルールピンは必ずしも必要という訳ではありませんが、入っていれば安心かな、ぐらいのものです。フェルールが固着して二人掛かりで抜くような場合に、心強いと思います。

825/6 3pc 2tip フェルール取り付け

フェルールの取り付け終わりました。次は塗装です。

2014年8月24日日曜日

プロト 7角 仕上げ削り

竹片が多いのはスパイラルホローに向いています。

2014年8月23日土曜日

プロトタイプ 7角 荒削り

竹を通常(24分割)の幅の半分(48分割)に割いてから、荒削りをしました。ティップにはこの幅で問題ないですが、バットには少し狭く、竹の太さによりますが、5,2,2,2(40分割)あるいは6,3,2(36分割)が良いようです。

6角ですと横から見える面が2面か3面ですが、7角は3面か4面になり、面がだいぶ多く感じられます。


2014年8月22日金曜日

610 4pc 接着

真夏は硬化が速く捗ります。次はフェルールです。

610 4pc ホロー

ホローを削り終わりました。接着です。

2014年8月21日木曜日

気になるテーパー

昔、友人に借りて手にしたハウエルズの733のゆったりとした柔らかさ、柔らかすぎるほどのふわっと感。これが、かのウジニッキをして「もし中古でも見つけたら必ず買え」と言わしめるほどのアクションなのか、と頭の中が混乱したことがありました。ブログのどこかでも書いたかもしれませんが、何度でも書きたいほどの出来事です。少し後、師匠にあのアクションは分からなかった旨伝えると、「理解するのは難しいかも知れないね」という返事もどこかに書きましたね。

あれから、もう10年以上は経っています。この1年、真竹を使うようになってからなんとなく「なるほどなぁ」漠然としてですが、少しわかりかけたような気がします。特に真竹のマルチピースなどは、フェルールの重みでショートロッドにも拘わらず、あのもったり感がいくぶん出せたと思います。トンキンではある程度の長さが必要になります。そしてなるべく丸に近い6角とか7角が合いそうな感じがします。もちろんホロー構造で。

しばらく振りにプロトタイプを作ろうかと思います。

6104 4pc 仕上げ削り

4pc 2tip 削り終わりました。バットと次のミドルセクションのみホローを削ってから接着です。

2014年8月20日水曜日

610 4pc テーパー

ショートロッドでバットを強く、ティップを繊細にすると、全くといっていいほどキャスティングができなくなります。ロッドを手に持った感じは凄く良いのにです。随分前にそういうのを作ってびっくりしたことがありました。

ショートロッドはショートキャストがうまく決まらないと意味がありません。ショートキャストはバットが柔らかい方が良いわけですが、マルチピースはフェルールの重みでバットを曲げることができます。テーパーはこんなになりました。ちょっとスペイのテーパーのようです。

尺ヤマトイワナ2匹

7月、8月、尺イワナを筆頭にかなりの数釣られたようです。尺のメジャー巻きが役に立って私も嬉しいです。


お使いのロッドは4角633スパイラルホロー竹フェルール(↑)と4角663 5pc スプライスジョイント(↓)、どちらも超マニアックな仕様です。特に5pcのスプライスジョイントはテープを巻くのも慣れるとそれほど時間がかからないし、なにより繋いだロッドがマルチピースとはとても思えないワンピース感覚で、柔らかいけれど尺イワナにものされないでいなしてくれる、とたいへん気に入っていただいております。凄い高地へ釣行されますので、携帯できる5pcの安全性も必要ですね。

そろそろ釣りも終盤に差し掛かりますが、安全第一で頑張ってください。

いつもありがとうございます。




2014年8月19日火曜日

6ft10in #4 4pc 2tip 火入れ終わり

66~7ftの4番で4pc強めというオーダーでしたので、トンキンで6ft10inを考えました。強めですと真竹は方向性が違うような気がして、トンキンだとあまりショートは硬くなりキャスティングがやりづらい。それで610ぐらいに。4pcのフェルールが重さで柔らかくしてくれますが、どの程度にするかは表面を削りながら考えます。5角です。

2014年8月18日月曜日

早くも正解の方が、

いらっしゃいます。しかしよくおわかりになりましたね。レコード年鑑なんかで調べるといいんでしょうか。手っ取り早いのはクラウンレコードに直接電話というのもありかもしれません。ロッドが当たりますので、皆さん頑張ってください。どこでクイズやってるかって?かげろう、、、

2014年8月17日日曜日

竹虎マルチのインプレッション

先日真竹マルチピースを納品させていただきました九州のお客様よりメールをいただきました。

だいぶ柔らかいので少々不安だったが、実際ラインを通してキャストすると、ショートキャストやメンディングも決まり、心地よいロッド。ただバラしが多かったので、もう少し様子をみてみよう。

そんな内容でした。画像は、魚が小さいので恥ずかしいけれど、と掲載を快諾していただきました。

ご報告ありがとうございました。またお待ちしております。

どこかでクイズが、、、

クイズをどこかでやっています。お盆休みでお疲れのところ恐縮ですが、よかったらお付き合いください。

2014年8月16日土曜日

2014年8月15日金曜日

825/6 接着終わり

かなりのパワーと軽さ。楽しめるというよりは、仕事をしてくれるロッド、スチールヘッド用ですから。

2014年8月14日木曜日

5角 825/6 3pc 2tip 仕上げ削り

前回少しパワーが足りないということでしたので、全体に少しボリュームを持たせました。パワーと軽さは表裏一体で、少し重くなってしまいます。もちろんホロー仕様にします。

ホローを削って接着です。

2014年8月12日火曜日

竹フェルール フラットグリップ

コルクのリールシートと合わせてみました。

このフラットグリップはどんな風に握るのが正しいのでしょうね。サムオン、それか指の付け根あたりをフラットに乗せるか、私のいつものキーグリップだと手のひらの後ろに触ります。

2014年8月11日月曜日

竹フェルール 塗装終わり

メジャー巻きとグリップのチェックは、リールシート製作してから位置を決めます。

2014年8月10日日曜日

竹虎で本流

柔らかさが特徴の真竹ですが、テーパー次第では本流のドライでも使えるぐらい張りを出すこともできます。
修理でお預かりしましたお客様よりこんな画像を送っていただきました。九州の本流での釣果、幅広の魚体が素晴らしいですね。
ありがとうございました。


竹フェルール 5pc スレッド

ゴールドに焦げ茶のトリミング、あとは30-40のメジャー巻きも入ります。

2014年8月9日土曜日

754修理終わり

フェルール交換、リールシートリング追加、出来上がりました。新しいティップはドライ用に先端部を若干絞りました。乾燥を待って近日中に発送いたします。

2014年8月8日金曜日

フラットグリップ

4角ノードレスマルチピースの竹フェルールには、スコットタイプのグリップをフラットにして合わせました。

2014年8月7日木曜日

スリーピース、フォーピース開始

8ft2inのスリーピース2tip、ショートのフォーピース2tip、裁断しました。

2014年8月6日水曜日

ブルーイング

とか黒染めとかガンメタとかガンブラックとか言いますが、うまくいくと青みがかった濃いグレーに染まります。なかなかコントロールが難しく、未だに出たとこ勝負の感があります。写真の現像に似ているなぁと思いますが、データは取っていません。前処理の方法、溶液の濃さ、温度、浸す時間、空気中にさらす時間等面白い研究材料ですが、何方かチャレンジされては如何でしょうか?

ということで、754ティップ修理は、新しいティップを塗装している間に、既存ティップのフェルール、リングの黒染めをしました。

2014年8月5日火曜日

754 ティップ修理

フェルール出来上がりました。接着して塗装に入ります。

2014年8月4日月曜日

754 修理 フェルール製作中

メタルフェルール製作中です。ウッドフィラーを再塗装しました。

2014年8月3日日曜日

四角竹虎 664 竹フェルール 5pc

塗装終わりました。

竹フェルールのマルチピースは、予想以上にパリッとしていて、まるでツーピースのようです。

さて、外装はどのようにしましょうか。

四角竹虎 533 ノードレス 4pc 完成

ケースが出来上がり次第発送いたします。

2014年8月1日金曜日

四角竹虎 663/4 ノードレス 5pc 完成

ケースが出来上がり次第発送いたします。

754 ティップ修理 ブランク

次はフェルール製作です。

四角竹虎 663/4 5pc ノードレス 完成

真竹ノードレス5pc、細身のパンプキングリップ、コルクリールシートバックボーン入り、クリアー段巻き、ジャバブラウンに黄色のトリミング、ブラックガイド、金具黒染め。

2-3日乾燥させて発送いたします。