ショルダーストラップ付きトラベルケース完成です。
内径が60ミリ、長さ820ミリありますので、スリーピー2~3竿入れることができます。
近日中に発送いたします。
北海道遠征の画像をいただきました。
雨続きで厳しかったにも拘わらずこの釣果です。
素晴らしいですね。
ご本人のサイトはこちらです。 http://www10.ocn.ne.jp/~flyaoki/
いつもありがとうございます。
ウエダのスーパーパルサーです。グリップ、リールシートの交換をします。
リールシートは加熱すればエポキシが緩くなりますが、グラスロッドは焦がしてしまうと強度がなくなってしまうので、少し加熱してはシートを左右に揺すり、また加熱して、を繰り返して時間をかけて取り外します。
コルクはペンチで摘まんで取り除き軽くペーパーで整えます。ブランクにキズが付かないように接着剤は完全に取りません。
新しく取り付けるグリップとリールシートの全長は、元のよりも2センチ短く、グリップ先端のチェックの位置を下へずらす必要があります。ウエダのチェックはゴム製のOリングで取り外しは簡単。スレッドを取ってフックキーパーも外し、この部分はきれいに耐水ペーパーで慣らしてから塗装をします。
今回一番の問題はリールシート下のブランクが11ミリあって、ご希望のフィンガーネイルの11ミリ穴ウッドフィラーを作れるかどうか、ウッドの厚みがないとルーター加工で割れることが多いからです。ダメならフィンガーネイル加工をせずに、ポケット付きのキャップアンドリングを使う手があります。
昨日に引き続き3ー4番の荒削りです。
私はミーリングマシンに一度通すだけで、荒削りの最終寸法まで削っています。
3年前に買ってからつくづく思うのは、もっと早くに買っておけば良かった、です。今レオンさんでミーリングマシンミニが特価ででていますよ。自作派の方はチャンスですね。
ウエダのスーパーパルサー グラスロッドです。7半の4-5番ですが、つないでみるとセミパラで、柔らか過ぎず硬すぎず、軽くてたいへん良いですね。今回はグリップとリールシート交換のご依頼です。
ちなみにこのメーカーのカンタータというリールも良かったですね。
この10年前のロッドに使われているスレッドは、グデブロッドのA200ですが、グデブロッドというメーカーがスレッドの製作を止めたと聞いてもうだいぶ経ちます。在庫限りで販売しているネットショップがいくつかありますが、そろそろ種類が少なくなってきています。そこへきて、プロラップという新しいメーカーが、カラーも豊富で、カタログを見るとグデブロッドの色も引き継いでいるような書き方です。今後はこちらのスレッドに切り替えることになりそうです。また現在では低番手用にはオリンピアシルクスレッドを使っていますが、これはイナガキさんが安定供給してくれますので大丈夫です。
最近はフラップ付きを作ったりしています。ツーピースでハードケースから直にロッドを取り出すにはフラップがない方が良いと思いますが、スリーピースやマルチピースの場合はハードケースからバッグごと取り出して、現場まで持ち歩くこともありますので、ロッドが飛び出ないように、ベルクロで止める方式です。
それにしてもこのミシン、モーター取りのおまけのようにしてウチにやってきたのですが、全く良い仕事をしてくれています。
昨夜オスモカラーの2回目塗布から12時間経過し、触ってもサラサラになりました。あまり厚く塗ってゴテゴテしてもアレですので、これで完成とします。使っているうちにブランクにキズが入ったら、オイルフィニッシュ同様ご自分でメンテできるのも、こういう塗料の良さですね。ケースが出来上がり次第発送いたします。
このような段巻きの値段をお問い合わせいただくのですが、45,000円以上であれば原則無料です。また飾り巻きも同様です。メノウストリッピングやスクリューシート等は実費にて取り付け可能です。
仕上げ削りが終わりました。この後ホロー削り、接着になります。
手前の2片は13年前に作った733-3pc の2バージョンです。プレーニングフォームの数値セッティングだけでは微妙な再現が難しいため、このようにストリップそのものを保存しています。まず数値をセッティングしてからストリップを乗せて、指先でプレーニングフォームと面一になるよう微調整します。ご覧通り、当時は火入れがかなり強いですね。今ではここまで強くしないようになりました。
大型フライ用に大きな径のループタイプにしました。あとは数カ所スレッドを塗ってから、全体をオスモカラーで仕上げて完成です。ダブルループはフックを取り付ける前のリーダーもループに挟むことができ、とりあえずロッドにラインだけ通しておいて、現場でフライを決める時などに便利です。
来週水曜には発送できそうです。
ウジニッキタイプのフルウエル、仮合わせです。裾をもう少しすぼませたいとことですが、リテーナーがギリギリのためこのくらいになりました。ウッドフィラーはカリンバールに変更します。ちょうど良いバランスだと思います。
段巻きは派手な感じになるとお考えの方が多いようですが、私の主観では逆に地味というかシブくなるように思います。私が巻くのは1インチ間隔のクラシックスタイルだからかもしれませんが。塗装すると透けてほとんど凸凹のみ目立つようになります。濃い、例えば赤とかの段巻きでも、派手という感じはしません。竹竿だけでもすでにクラシックスタイルですし、段巻きが入るともうアンティークスタイルと呼べるかもしれません。
それから段巻きの副産物として、フェルールの抜き差し時に手が滑りにくいということもあります。また#3や#4ですと少なからずアクションに影響が出ます。