2013年8月31日土曜日

663 5ピース

バット寄りのツーセクションはウレタン塗装、ティップ寄りのスリーセクションはオイルフィニッシュ、とティップの重さに頼らない軽快な仕様になっています。

ウレタン塗装、オイルフィニッシュは仕上がりましたのでガイド取り付け、オイル部分の段巻きに入ります。

2013年8月30日金曜日

オーダー 6角 753 セミホロー セミパラボリック 3pc

完成しました。もう少し乾燥させている間にケースを作り、来週には発送いたします。ガイド位置の赤い点は消します。

2013年8月29日木曜日

モダンクラシック的

最初は、沢山たまった竹片の切れ端で何か作れないか、というぐらいの気持ちでした。

ところがあるお客様からこんなのがあるよ、と教えていただいたのは、T&T の Sans Noeud (サンヌー)というロッドでした。その画像を送っていただいてちょっと興奮しましたね。濃く焼いた竹と薄いのとを交互にスプライスして、モダンともクラシックとも言えるアーティスティックな表情を醸し出しています。掲載できないのが残念です。
また違うメーカーのこんなサイトを見つけました。 http://www.wagnerrods.com/sans.html

ここまでのものは作れないにしろ、雰囲気ぐらいは真似ができるのではないか、ということで空いた時間に少しずつスプライスしています。

ずらし方で表情がかわりますね。

2013年8月27日火曜日

6角 753 スリーピース

グリップ、リールシートの取り付けも終わり、スレッドの塗装をしています。
週末には出来上がりそうな感じです。

お行儀よく

たいへん美しいイワナですが、ポーズも綺麗、スッと背筋が伸びて美しさを引き立てています。なかなかこういう具合にフレームに収まってくれないのは皆さんご承知の通りです。
何かコツがあるに違いありません。
O様 いつもありがとうございます。

2013年8月25日日曜日

6角 753 スリーピース

ガイド取り付け終わりました。
このロッドの場合はスレッドが透けない仕上げにします。プリザーバーを使うのが普通ですがトラウトマンロッドではウレタン塗装だけで仕上げます。

発送準備完了

クイズ当選者様、準備ができましたので、本日発送致します。

2013年8月24日土曜日

シルク ファールドテーパーリーダー

昼間にワックス処理済み7本、ワックスなし7本、合計14本作りました。ボールペンの方もリーダーをお送りします。

ワックス済みは赤ミューシリンを擦り込んでいます。シルクラインをお使いの方は赤をお持ちでしょうが、そうでない方は緑でも、またフライ用のジェルやペーストタイプのフロータントをタップリと塗ってからお使いください。
ワックスなしの方は、染めたり、亜麻仁油等でハーダニングしたり、お好みに育てる過程もお楽しみいただけます。

これから明日の発送準備をします。

スプリングクリーク巻き

十年以上前に巻いた時、目が悪くなったらこれは無理だな、と思っていましたが、老眼鏡がなくては何も出来なくなった今、意外と巻けるもんですね。しかし塗装の際解けることもあり油断は禁物です。

2013年8月23日金曜日

5ピース グリップ

グリップとリールシートを合わせてみました。
大きなフットのリールでも止められるように、大きめのサイズを好む方が多くなりました。大は小を兼ねる、入らなきゃ意味ないですもんね。

2013年8月22日木曜日

こういうのも

これから手掛けようとしているのがこうして繋いだ竹片を使って作るロッドです。
プロトのリクエストをいただきましたので、今回やってみることにしました。

強度は大丈夫か?とお考えでしょうが、ティップ修理の際、ブランクをスプライスで接着して軽く糸で巻いただけでも問題ないぐらいですから。

強度と言えば、スリースタックは折れやすいといわれているみたいですが、アメリカで販売されたロッドは大半がスリースタックでしょうね。折れる数が多いのは当たり前だと思います。ロッドは曲げるたびに疲労してゆき、決して元に戻りません。沢山ある節の1ヶ所が破断しただけで折れますので、くれぐれも、このロッドどこまで曲がるか、などとやってみないことです。限界まで曲げるとそのロッドの寿命のかなりの部分消費したことになると思います。それから、竹竿を持ち寄って試投会なんてのも、ロッドを大切にするならやめておいた方が無難です。

オーダー 5角 753 セミホロー スリーピース

ウレタン塗装が終わりました。
色白のブランクもいいですね。濃い焼き色が殆どなので新鮮な気持ちです。
節はスリースタック、色白のブランクにはコレが似合います。というか、コレじゃぁないといけないって思うのは私だけでしょうかねぇ。

次はグリップ、ガイド取り付けと進みます。

2013年8月21日水曜日

先ずはバットの段巻き

バットと2番は段巻きを入れてからウレタン塗装、その方がきれいに仕上がります。後に細かい飾り巻きも入りますが、オリーブ色が基調の落ち着いた雰囲気になります。30センチのメジャー巻きも見えますか?

ティップ寄りの3セクションはオイルの塗布を始めました。こちらの方は後で段巻きです。

2013年8月20日火曜日

プロト5角 664 2pc

8月は製作が思うように進まず、プロトができませんでした。なんとか664をアップしましたので、よろしければトラウトマンロッドストアをご覧ください。

2013年8月19日月曜日

トラウトマンロッドクイズ当選者発表!

いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。
夏期休暇クイズ、タイトルこんなだったかな。厳正な抽選の結果発表です。
シルクファールドリーダー
セイブー様
広島のT様
コガネムシ様
のんべえ様
rindai様
トラウトマンロッド特製クアッドボールペン
岡山のN様
ラーメン屋様
以上決定しました。おめでとうございます。賞品の発送は8月25日頃を予定しています。
この約2年間にお取引させていただきました方々の住所は分かりますが、初めての方、それ以前の方(プロバイダ変更やHDDフォーマットのためメールが消去されています)はわからなくなっています。たいへんお手数ですが発送に必要なお名前、郵便番号、住所をお教えください。そんなものいらねぇって方は結構ですよ。宛先がわからないのは、セイブー様、岡山のN様、宜しくお願いします。
さて、暑い日が続きますがお盆を過ぎればもうひと月半しかありませんね。広島は8月いっぱいとか。
頑張って釣りに行きましょうね。お仕事で忙しい方は道具のお手入れに精を出しましょう。

5ピース 割れ止め

割れ止め保護にスレッドを巻いてエポキシでコーティングしました。ディファレントセクションは濃いグリーンで色違いにしています。この割れ止めですが、繋ぐとき、糸巻き部分が互いに重なり合わないように位置を決めてから巻く必要があります。文書にすると複雑そうですが、糸の厚みが引っ掛かりになって位置を決めやすく、テープで巻くのが簡単です。

さてこのロッド、バットと次のミドルはウレタン塗装、その先はオイルフィニッシュと塗装が特殊、しかも1インチ間隔の段巻きとアロナースプリングクリークのような飾り巻きが入ります。段取りを間違えないようにしないといけません。

2013年8月18日日曜日

私も正解

ご応募していただいたのは
セイブー様
コガネムシ様
広島のT様
岡山のN様
のんべえ様
rindai様
ラーメン屋様
以上7名の方々です。
俺もメール送ったけど載ってねえぞ、という方はご連絡くださいね。

まずはファールドリーダー5名様、そして2名様のボールペンはお昼頃抽選させていただきます。合計7名様ピッタリです。

ボールペンは塗装が終わって、様子を見ていたら、なんとディスクリプションのエラーに気づきました。
4面全てに何か書こうと無理に考えたのが裏目に出た、まぁアホだっただけですが。再塗装の気力がないのですみませんがこのままにさせてください。どこがエラーかは当たった方だけがわかります。いやこの画像でもわかりますねぇ。カッコ悪。

2013年8月17日土曜日

5ピースの微調整

テープだらけになっていますが、5ピースの調整を昨日からやっています。
最初ティップの下、ヘラ竿でいう穂持ちが心持ち弱めでキャスティングが神経質でした。そこで太めの穂持ちを作りテストしてみたところ今度はティップが、そんなこんなで結局太めのティップも作りやっとバランスがとれてキャスティングも素直になりました。
細い方も面白いのでこのまま生かして、5ピース、ディファレントティップセクション付き、ということで落ち着きそうです。

それはそうと、クイズの締め切りが今日の深夜になりました。今のところ”もれなくファールドリーダーは当たる”ぐらいの応募数です。確率高いのでまだの方はどうぞご応募ください。というかもれなくファールドリーダー、ボールペンは抽選ということにしようかと思っています。

2013年8月15日木曜日

5ピース スプライスジョイント

スプライス部分を削って繋いでみました。
ストレートテーパーの柔軟さと4角の粘り腰がうまくマッチしていて、#3のショートとしてなかなか良い具合です。マルチピースにありがちな重量感は全く無く、正にワンピース感覚。

スプライスは4ヶ所のうち細い方は、ビニールテープよりもう少し薄いテープの方が巻きやすいかもしれません。ホームセンターで探してみましょう。

次はガイドを取り付けてキャストしてみます。

2013年8月14日水曜日

クイズ用4角ボールペン

なんとか形になりました。上の6角は18年前、竹竿作りを始めた頃に真竹で作りました。ペンなので火入れもしなかったと記憶しています。インクの交換ができますので、いつまでも使えます。

さて、これからロゴを書いて、ウレタン塗装をしようかと思います。飾り巻きを入れようか考えています。

ついでに拡大画像を撮りました。真竹とトンキン竹の繊維の違いがよくわかりますね。

2013年8月11日日曜日

4角 5ピース ブランク

接着が終わりブランクのままテープで繋いでアクションをみてみました。第一印象はソリッドなのに非常に軽く繊細。3番ラインでもロッド全体のしなりで投げるタイプです。次はスプライス部分を作ります。

2013年8月10日土曜日

夏期休暇恒例トラウトマンロッドクイズ!

お盆の退屈なひととき、ちょっとクイズでもお楽しみくださいませんか。
問題1、金属フェルールをブランクから絶対に抜けないようにする手段は何でしょう?
問題2、幅の広い麺にきな粉をまぶした 大分の郷土料理は?
問題3、トラウトマンロッド独自の軽量かつ補強の方法で、巻き貝にヒントを得たホロー構造を何と言うでしょう?
ヒントは今年のブログ(釣りのあとさき、かげろう日記)に全て載っていますよ。
正解者多数の場合は抽選で2名様にトラウトマンロッドオリジナルクアッドボールペンを、5名様にオリジナルシルクファールドリーダーを差し上げます。クアッドボールペンとは何ぞや?とお思いになるかもしれませんが、ブランクで作った4角いボールペン(まんまやないか)です。書きにくいんじゃないの?まだ作ってないので何ともわかりません。
締め切りは8月17日土曜日午後11時59分です。当選者発表は18日のお昼頃の予定です。
ペンネーム、ハンドルネーム等でお願いします。当選者様のみメールにて発送の住所とお名前をうかがいます。
注:メールの転送をしておりますいつものアドレスですが、連休に入ってから上手く転送できていない模様ですので
***下記のアドレスをお使いください。***
troutmanrod@gmail.com
まで、お気軽にご応募ください。メールが届いた旨、返信を24時間以内に差し上げます。
宜しくお付き合いをお願いいたします。
トラウトマンロッド
  宮崎 公一

プロト 4角 663 ストレートテーパー ノードレス スプライスジョイント 5ピース

やっと削り終えました。節がないので楽かなと簡単に考えていたのですが、短いのを沢山削るのは時間と気力が必要ですね。
5ピースをスプライスジョイントで繋ぐのはたいへんかもしれませんが、それを楽しみの一つと考えるとなかなか味のあるロッドといえます。
お問い合わせをいただいておりますが、このロッドは予約済みになっております。

2013年8月7日水曜日

プロト 5角 764 セミホロー プログレッシブ

リールシートも出来上がりました。これで完成ですが、オイルフィニッシュは文字入れが一番最後になります。文字を入れて上からウレタン塗装をして乾燥したら全て完成になります。週末から来週初めには発送いたします。

プロト 764 ガイド取り付け完了

オリーブに赤のトリミングと20インチのメジャー巻き入り(画像では半分見切れてしまっています)です。後はリールシートのみになりました。

2013年8月5日月曜日

プロト 5角 764 セミホロー プログレッシブ

オイルフィニッシュが仕上がりグリップを取り付けました。次はガイドの取り付けです。

2013年8月4日日曜日

南アルプスにて

東京のK様いつもありがとうございます。

以下抜粋です。
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今日は午後には山からおりて来ました
釣の方はサイズは余り大きく有りませんが(23cm~27cm)
のヤマト岩魚が沢山釣れ大変楽しい釣でした。
 
ロットの方ですが
大変扱いやすいロッドでした
やはり横ブレの少ない扱いやすいロッドです
15フイート以上のリーダーも苦になりんませんでした
釣をしていてロッドの事が気にならない所が一番気に入りました。
それと気に入っているリールが付けられるリールシートが良いですね!
 
写真沢山撮って来ましたが
良さそうな物を送ります
沢は2000m以上の場所です
上はまだ雪渓が少し残っていました
(花はタカネビランジです)
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お使いのロッドは4角633竹フェルールです。ショートロッドの4角は独特のフィーリングでクセがなく扱いやすいと思います。
それにしてもいつも凄い所へ行かれますね。ほんと脱帽です。

清楚という言葉がピッタリの花、タカネビランジは初めてみました。こういう楽しみもありますね。

ありがとうございました。

2013年8月3日土曜日

スタンダードオーダー 6角 753 セミホロー セミパラボリック

薄い色のブランクがお好みということで、上の濃いめと比べるとこれだけ違います。色は白っぽくても、薄い煙りが出るまで火入れしています。
6角はプレーニングフォームに乗せた時、竹が安定しているので削りやすく、接着後グルーラインが全く出ません。5角、4角もこうあって欲しいものです。