2012年11月28日水曜日

2012年11月24日土曜日

アップロックとリング&リング


764 リールシートを合わせてみました。アップロックとリング&リングの両方使えるようにご指定です。小さなグリップにリールシートがあまり大きくならないように気を使いましたが、なんとかこのくらいなら良いのではないかと思います。これで接着して完成です。
塗料の乾燥具合をみて発送いたします。

2012年11月23日金曜日

オイルフィニッシュのロゴ入れ

オイルフィニッシュの場合はロゴを後から入れます。保護のために上からウレタン塗装をしますが、オイルですから塗料をはじいてしまいそうでしょ。ところが良く乾燥していれば綺麗になじみます。
このように一部分だけ塗装するような場合、私は爪楊枝を使います。筆で塗るより美しく仕上がります。

2012年11月22日木曜日

ビッグワン

凄い画像を送ってくださったのは兵庫のH様です。いつもありがとうございます。
兵庫の神河C&Rでの釣果です。
以下抜粋です。
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 落ち込みの所で掛けて、2回程ジャンプ
 流れ出しから瀬に入られて下られそうになったんで強引に止めたら
764が文字通りに弓なりに…

ですが竿のパワーとティペットの強度を信じて…

素早く取り込みました。

竹フェルール、バッチリですよ(^^)

この竿は多分、海外のビッグトラウトにも大丈夫やと思います…

ちなみにティペットはゼロ8、推定5Xです…
神河町のC&R区間の実力で、メンバー皆の努力の賜物です。
でも、簡単には釣れませんよ。

ちなみに実測で56センチありました
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5角 764 セミホロー 竹フェルール オイルフィニッシュをお使いです。
 それにしても見事なプロポーション。こんな魚のいる川が九州からでも車で行ける範囲にあるなんて素晴らしいことですね。

この連休お出かけになってはいかがでしょうか。
レポートありがとうございました。

リングタイプのフックキーパー

リングタイプのフックキーパーです。最近はシングルフットタイプばかりでしたので、新鮮な感じです。
 金具はブラック指定なのを忘れていましたので速攻で黒染めして巻き直しました。

2012年11月19日月曜日

グリップとリールシートのバランス


764 グリップとリールシートのバランスを考えています。
アップロックにした場合は上、リング&リングは下になります。グリップはスーパーミニフルウエルズ
12cm、シートフィラーはフィンガーネイルをエンドギリギリに削ってなるべく短くなるようにしてみました。
これなら違和感なくリング&リングでいけそうですね。

2012年11月18日日曜日

荒尾川にて



青森にお住まいのS様よりメールいただきました。
いつもありがとうございます。

有名な荒尾川での釣果です。
以下メールより抜粋です。
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 写真の魚は昨日の最大の44センチ。
7Xティペットに#22のミッジピューパだったので、相当ヒヤヒ
ヤさせられましたが、最終的にはしっかりランディングまで持ち込めました。
取り込みに少々時間はかかりましたが、竿をのされるようなことはなく、終始主導権を維持できたのが印象的でした。
それから、このサイズと5分以上ファイトしても、竹フェルールには全く問題がなかったことも付け加えておきます。
この竿なら、尺イワナ、尺ヤマメぐらい楽に取り込めそうですね。
今シーズンの釣りはこれが最後ですので、来シーズン、良いイワナやヤマメが釣れたなら、またお便りさせていただきます。
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5角 8ft#3/4 セミホロー 竹フェルール オイルフィニッシュをお使いですが、こういう開けた場所でのライズ狙いで、しかも細いティペット、極小フライ、これはまさにこのロッド製作に想定したシチュエーションです。ロッドがうまく機能したようで安心しました。
貴重な情報ありがとうございました。

2012年11月17日土曜日

784 グリップ ガイド取り付け

プロト 5角7ft8in#4 スパイラルホロー
グリップの取り付けとガイドの取り付けです。スレッドはクリアーをご希望でしたので、邪魔にならないように極細の茶のトリミングを入れました。透ける色でトリミングがないと何か落ち着かない感じがするのは私だけでしょうか。

2012年11月14日水曜日

オイルフィニッシュの方法でちょっと

オイルフィニッシュの方法でちょっと思いついたので、やってみたところかなり良い感じです。
これまでとにかく薄く薄く塗るというより拭いて回数で重ねていくやり方でした。というのは一時に
厚く塗って乾燥してしまうと、テカテカにツヤが出て吸い込みの多いところと、そうでもない所とで
まだらになってしまい、更にベタベタになって全然美しく仕上がらなかったからです。
ところが今回厚塗りで十分に吸い込ませてから乾燥させて、まだらになったところを再研磨してみたら、
綺麗な半ツヤが出てきました。薄く塗る方法の2週間分が数日で出来た感じです。1回目の乾燥前に
十分吸い込ませてから乾燥するので、一種のインプリグネーションとも言えますね。
表面にもう少しツヤを出したいので、ここからは薄く拭く方法で1週間くらい様子をみようと
思います。

2012年11月13日火曜日

プロトタイプ 7ft8in#4 スパイラルホロー メタルフェルール

プロトタイプ 7ft8in#4 スパイラルホロー メタルフェルール
本流のヤマメということで考えたスペックです。あまり持ち重りのしない程度になるべく長くして
ロッドのストロークを増やし、コンパクトなキャストで遠投が可能になる設計です。

2012年11月12日月曜日

オイル塗布中

プロト 764 オイル塗布中です。最初は吸い込みが多いのでベタベタに塗って表面が乾燥しないようにします。塗ってから数時間経つと節の部分のツヤがなくなってきますので、また塗ります。これを繰り返しますが、ホローですのでそんなに内部まで浸透させる必要はありません。程々にして拭きあげてから、それからは薄く薄く塗っていきます。

2012年11月11日日曜日

4番で本流ヤマメを釣りたい

久々にプロトのご提案をいただきました。4番で本流ヤマメを釣りたい、遠くへ投げても疲れない4番、そういうリクエストにお応えして、ティップがしっかりしていてバットがしなやか、力を入れなくてもバットを曲げやすくティップからミドルにかけての重さでラインを飛ばす、そんなロッドをスパイラルホローで試作中です。バットはリバーステーパーでバット中央より少しグリップ寄りにピークがあり、グリップに向かって僅かずつですが細くなっていきます。

スパイラルホローはホロー部分を斜めに削りますのでバリが出やすく、粗めのサンドペーパーで丁寧に擦り取ります。 このあと接着に入ります。

2012年11月8日木曜日

2012年11月6日火曜日

セミホローとスパイラルホロー


ホローに関するお問合わせを時折いただきますのでご説明を。
接着前の竹片を表面を下にして平たく置いた状態です。
上はスパイラルホロー、下はセミホローです。セミホローは接着すると山の部分がピッタリと接合し前後の空間を閉ざしてしまいます。それに比べるとスパイラルホローは山の部分が対する側では谷になり、空間を閉ざすことがありません。これがスパイラルホローはフルホローの一種と言える理由です。
ブランクを曲げた場合、ブランクシャフトが潰れようとするのを一定間隔で妨げる部分があるのがセミホローであり、スパイラルホローでは純粋なフルホローほどではないにしろ、潰れることができます。この、潰れる⇔復元する、この力を利用し、さらにフルホローより強度を上げる方法として、スパイラルホローを考案しました。
こんな理屈云々より実際にロッドを振っていただくと、なんとも言えない感覚がお分かりいただけるのですが。

さて、これから下の画像の764 セミホローのブランク接着へと進みます。76ぐらいの長さになってくるとテーパーデザインでしなやかさはで出ます。ただできるだけ軽く作りたい時には、大胆に削り取れるセミホローを採用しています。

2012年11月4日日曜日

2012年11月3日土曜日

4pc 修理完了

4pc 竹フェルール修理完成しました。2-3日塗装の乾燥具合を見て発送いたします。

竹フェルールロッドをお持ちの皆様、またご検討中の皆様、竹フェルール部分の破損は全て無料で修理いたします。これは5角の竹フェルールという、ほとんど前例のないロッドがどのように振舞うのか、未知の部分がありますので、それをお客様に押付けないための措置であります。何卒ご了解願います。

2012年11月1日木曜日

4pc 竹フェルール修理

4pc 竹フェルール修理 あともう一塗りとなりました。来週末にはお届けできそうです。
お待たせしてすみません。